vol.3|香り豊かな「桜島小みかん」のパウダー

他の柑橘系と比べても、みかんは香りが少ないフルーツ。でも、どうにかして「本物のみかんの香り」が楽しめる洋菓子をつくれないものか…。
顔なじみの食品メーカーに相談したところ、教えてくれたのが「桜島小みかん」の存在でした。
「桜島小みかん」のパウダーを使うと、それだけで甘く爽やかな、みかん本来の香りをたっぷり加えることができるのだとか。
これは吉報!思い立ったが吉日!と、早速、「桜島小みかん」のパウダーを求めて鹿児島へ向かいました。

桜島の道の駅に着いた途端、驚いたのが、あたり一面に漂うみかんの香り。
みかんの旬の時期でもないのに…と理由を聞いたところ、みかんのパウダーをつくっている香りが一年を通して漂っているのだと言います。
活火山の島で、降灰にも負けず力強く育つ「桜島小みかん」は、和歌山の有田みかんに比べてひとまわりもふたまわりも小ぶり。でも、実にも皮にも鮮烈な香りがぎゅっと詰まっています。

この香り高い皮を捨ててしまうのはもったいないと、みかん農家の奥さんが天日干しにして、石臼で挽いたのが、「桜島小みかん」のパウダーのはじまり。胡椒に混ぜて香辛料として使ったり、ドレッシングに入れたりと、さまざまな形で活用されているようです。
その濃厚な香りを嗅がせてもらったときに、「これしかない!」と、ピンときたのです。

これで思い描いていたとおりの、みかん本来の香りをつけることができる。あとは、どんなお菓子に仕上げるか…。最後の試行錯誤がはじまりました。

みかんシェ

「本物のみかん」のおいしさが口いっぱいに広がる、しっとりとやわらかなフィナンシェ。

「むすぶ、つなぐ、つづける」というMiki のコンセプトから生まれた「みかんシェ」。
みかんの甘酸っぱさやほろ苦さ、豊かな香りが楽しめる、Miki を代表する焼き菓子のひとつです。
第58回(2017年/平成29年度)「全国観光土産品審査会 特別審査優秀賞」 受賞。

  • 内容量
    5個入り×2
  • 賞味期限
    直射日光・高温多湿を避けて25℃以下で保存してください。
    ※外気温が25℃以上になれば配送がクール便に変わります。例年、4月半ばから10月末まで。
  • 栄養成分(1個当たり)
    • エネルギー
      358kcal
    • たんぱく質
      7.0g
    • 脂質
      20.6g
    • 炭水化物
      35.9g
    • 食塩相当量
      0.4g
アレルギー表示(含まれているもの)
  • 小麦
  • アーモンド

※コンタミとは、コンタミネーションの略です。
コンタミネーションとは異物混入の意味です。広義では主に製造部門で使用するアレルゲン物質を表記しています。

※アレルゲンは義務・努力義務で計28品目あります。

※通年常時、上記のアレルゲン原材料を使用している訳ではないですが、日・週・月・季節ごとに改定が難しいため、固定表記とさせて頂いています。

※参考リンク:食品衛生の窓